御旨の奥義を、自らあらかじめ定められた計画に従って、わたしたちに示して下さったのである。
神はわたしたちを救い、聖なる招きをもって召して下さったのであるが、それは、わたしたちのわざによるのではなく、神ご自身の計画に基き、また、永遠の昔にキリスト・イエスにあってわたしたちに賜わっていた恵み、
わたしたちは、御旨の欲するままにすべての事をなさるかたの目的の下に、キリストにあってあらかじめ定められ、神の民として選ばれたのである。
わたしたちの主キリスト・イエスにあって実現された神の永遠の目的にそうものである。
わたしは、それを人間から受けたのでも教えられたのでもなく、ただイエス・キリストの啓示によったのである。
確かに偉大なのは、この信心の奥義である、 「キリストは肉において現れ、 霊において義とせられ、 御使たちに見られ、 諸国民の間に伝えられ、 世界の中で信じられ、 栄光のうちに天に上げられた」。
神は、神を愛する者たち、すなわち、ご計画に従って召された者たちと共に働いて、万事を益となるようにして下さることを、わたしたちは知っている。
異邦人の間に宣べ伝えさせるために、御子をわたしの内に啓示して下さった時、わたしは直ちに、血肉に相談もせず、
異邦人たちはこれを聞いてよろこび、主の御言をほめたたえてやまなかった。そして、永遠の命にあずかるように定められていた者は、みな信じた。
そこでイエスは答えて言われた、「あなたがたには、天国の奥義を知ることが許されているが、彼らには許されていない。
み手とみ旨とによって、あらかじめ定められていたことを、なし遂げたのです。
このイエスが渡されたのは神の定めた計画と予知とによるのであるが、あなたがたは彼を不法の人々の手で十字架につけて殺した。
あなたがたは、なぜわたしと争うのか。 あなたがたは皆わたしにそむいている」と 主は言われる。
主のはかりごとはとこしえに立ち、 そのみこころの思いは世々に立つ。
「いと高きところでは、神に栄光があるように、 地の上では、み心にかなう人々に平和があるように」。
恐れるな、小さい群れよ。御国を下さることは、あなたがたの父のみこころなのである。
兄弟たちよ。あなたがたが知者だと自負することのないために、この奥義を知らないでいてもらいたくない。一部のイスラエル人がかたくなになったのは、異邦人が全部救われるに至る時までのことであって、
この世は、自分の知恵によって神を認めるに至らなかった。それは、神の知恵にかなっている。そこで神は、宣教の愚かさによって、信じる者を救うこととされたのである。
ところが、母の胎内にある時からわたしを聖別し、み恵みをもってわたしをお召しになったかたが、
神はその恵みをさらに増し加えて、あらゆる知恵と悟りとをわたしたちに賜わり、